環境省は13日、脱炭素社会を目指す国民運動の愛称を「デコ活」に決めたと発表した。英語の脱炭素「デカーボナイゼーション」と「エコ」を組み合わせた造語。正式名称の「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」は長過ぎて浸透しにくいとの声があり、5~6月に公募して集まった約8200件から選定した。
東京都内で13日に開いた愛称選定会議で、経団連の十倉雅和会長や元マラソン選手で五輪金メダリストの高橋尚子さん、料理人の道場六三郎さんらが「デコ活」と大きく書かれたボードを掲げて新愛称をPRした。
環境省は、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向け、昨年10月に国民運動をスタート。省エネ家電活用や食品ロス削減、職場での服装自由化、住宅の断熱リフォームなどを呼びかけている。
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